経済を動かしているのはいったってシンプル


経済の仕組みは、いったってシンプルである。
経済を動かしている働きは、売買と貸借しかかない。
売買によって資金が不足した主体は、売買によって余剰資金を得た主体から金を借りる必要がある。そうしないと双方が成り立たなくなるからである。故に、現金収支と貸借とはゼロ和になる。

ゼロ和と言う事は、構造的にどこかが赤字を背負う。全ての主体が黒字になると言う事は構造的に出来ない。

大規模な民間投資を喚起して、現金収支上は、財政を黒字にして、民間を赤字にし、損益上で民間を黒字にする事で,財政上の赤字を民間に転移する事である。

負債を否定するのではなく。負債を管理することが重要なのである。

現金主義である財政は必要最小限に抑える必要がある。なぜならば、フィードバックの機能がないから制御が難しいからである。

金利は、資金の流れの推進力である。ゼロ金利は、資金を滞留させる。

資金の転移は、贈与のような反対給付が期待できないことは資金の環流を引き起こさない。何らかの生産手段に対する投資でなければならない。

ギリシアの資源は、第一に、自然環境、第二に、歴史遺産、第三に,ロケーションである。これらの資源に投資を促す施策が重要である。大学、医療、介護等と言った国際プロジェクトのような。富裕層を対象としたリゾート開発には限界がある。




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